FF16の開発や発売、召喚獣や世界観、ストーリーについて簡単に解説しています。これからはじめるファイナルファンタジーFF16の導入記事としておすすめです。
ファイナルファンタジーXVI
7年ぶりの最新作
『ファイナルファンタジーXVI』(以下『FF16』)は、アクションRPGジャンルのゲームであり、スクウェア・エニックスが開発した最新の一作です。このゲームは、2020年9月17日のPlayStation 5ショウケースで初めて公表され、ナンバリングされたシリーズの中で最新のものとして、2016年にリリースされた『ファイナルファンタジーXV』からおよそ7年ぶりの作品となります。
開発チーム
開発チームには、『ファイナルファンタジーXIV』のプロデューサー兼ディレクターである吉田直樹氏が参加し、彼が率いるスクウェア・エニックスの第三開発事業本部が本作の開発を担当しています。また、高井浩氏がメインディレクター、前廣和豊氏がクリエイティブディレクター&シナリオを担当しており、これらの人々は『FF14』の主要スタッフとしても活躍していました。
召喚獣合戦
『FF16』の魅力は、ストーリーテリングとリアルタイムバトル、そしてドラマが一体化し、ジェットコースターのような興奮をもたらすことです。吉田氏は、これまでにない体験を提供するとコメントしています。召喚獣同士の激突も、ゲームの大きな要素となります。
ゲームプレイは、主人公クライヴが敵と戦うアクションRPGで、彼は召喚獣の力を使って戦います。戦闘は以下の3つのカテゴリに大別されます。
- 人間スケールのクライヴと敵とのバトル
- クライヴと大型ボスや召喚獣とのバトル
- 召喚獣同士の戦闘
人間スケールのクライヴと敵とのバトル
クライヴは敵兵や小さなモンスターの群れ、人間型のボスなどと戦います。戦闘中、クライヴは召喚獣の力を使い分けます。
クライヴと大型ボスや召喚獣とのバトル
ここでは、数十メートルの大きさのボスや召喚獣と対戦します。
召喚獣同士の戦闘
召喚獣どうしの戦闘が可能で、これが『FF16』のバトルの中で最もエキサイティングな部分になると言われています。
また、シリーズの特徴でもある召喚獣がゲーム内で再登場し、召喚獣同士のバトルを展開します。召喚獣間の対決では様々なシステムが導入され、3Dシューティングゲームのような戦闘や、格ゲーに似た接近戦、さらにはマップ全体が巨大な召喚獣と化す戦闘などが存在します。
ストーリー
クリスタルの加護を切り離すための物語
かつて、穏やかに暮らしていた大地「ヴァリスゼア」。その中心にあったのは、「マザークリスタル」の存在で、それがヴァリスゼアの生命線でした。人々は、マザークリスタルから供給されるエーテルを用いて魔法を生み出し、日常生活を営んでいました。しかしながら、その幸福は永遠のものではありませんでした。マザークリスタルからの加護は有限であり、その加護を巡り、各国家間で争いが生じてしまったのです。
各国は、マザークリスタルを保持しようとし、「召喚獣」の力と、その力を宿す「ドミナント」を使役して戦いを開始しました。その中には、ロザリア公国の第一王子「クライヴ・ロズフィールド」も含まれていました。彼もまた、この戦争に巻き込まれてしまったのです。
クライヴは、その厳しい運命を背負いつつも、戦争の真実を理解し、マザークリスタルの破壊を目指すことになりました。これは、クリスタルの加護を切り離すための物語であり、彼が自分の運命を超え、世界を変えるために戦いを続ける物語です。
クライヴ・ローズフィールド
特に、主人公のクライヴ・ローズフィールドが”Phoenix”という召喚獣と契約を結んでいることや、彼の弟であるジョッシュア・ローズフィールドもまた”Phoenix”と契約を結んでいることが明らかにされています。
クライヴとジョッシュアは共に火を制御する召喚獣の力を持ち、その力で戦うことができます。ジョッシュアは、彼自身は直接戦うことはないものの、その力が物語に大きな影響を与えることが予想されます。
世界観
クリスタルの加護を受けし大地:ヴァリスゼア
それはクリスタルの恵みを受ける大地の名であります。
この広大な大地のあちこちには、「マザークリスタル」という名の巨大なクリスタルが存在しています。そのクリスタルから溢れ出るエーテルの力により、国々は繁栄し、人々は魔法を操り、平和な日々を送っていました。各国がそれぞれのマザークリスタルを持つことで、ヴァリスゼアの世界は揺らぎながらも均衡を保っていたのであります。しかし、その静かな日々は「黒の一帯」によって侵食されていく運命にあったのであります。
全6領域
- ロザリア公国
- ザンブレク皇国
- ウォールード王国
- ダルメキア共和国
- 鉄王国
- クリスタル自治領
ゲームの世界観については、舞台となる世界が中世ヨーロッパ風で、全6領域が存在します。それぞれの領域は異なる召喚獣を持つという設定になっています。クライヴとジョッシュアは、「Rosaria」領域出身であり、Phoenixを守護獣としています。
召喚獣の力を利用して戦う
ゲームプレイのシステムでは、クライヴは召喚獣の力を利用して戦うことができ、特定の召喚獣から力を授かり、その力を戦闘に用い、魔法を使うことができるようです。
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